おはようございます。
前回は、ハンモック、ビーズクッション、低反発マットはお勧めしない、その理由はカラダが固定され、寝返りがしづらいから、という内容でした。
そんな中、低反発マットに関してお勧めできない理由がもう一つあります。
それは「圧受容器」にあります。
カラダには「どこにどんな圧がどれくらいかかっているか」を識別するセンサーがあり、それを圧受容器と言います。
立っているときをイメージしてみて下さい。
足の裏にある圧受容器が、「今、重心が後ろへ移動している」
と検知すると、自動でカラダを前に傾け、
後ろに転倒しないように身体のバランスを調整します。
この様に、圧受容器は姿勢の保持に重要なセンサーであり
足の裏だけでなく、全身にあります。
ここで大事なことは「自動で」姿勢調整してしまうことです。
つまり私たちが意識的に姿勢を調整しているのではなく、
無意識に身体が反応している状態にあることです。
仰向けで寝ているとしましょう。
ここでも圧受容器は反応します。
後頭部、肩甲骨、仙骨(骨盤の背面)、踵が
床面に接しており、仰向けの姿勢を保持します。
ですが、このとき床面が低反発であるとどうなるでしょうか?
先程の部位が圧を感じにくくなり、
姿勢保持に違和感を感じ、より確実に圧を感じるようにするため
前述の部位を強く床面に押し付けようとします。
特に、肩甲骨と仙骨部を強く床面に押し付けることで
反り腰が強くなり、睡眠という長時間持続されるため
腰痛が悪化するというわけです。
腰痛をお持ちで寝具の悩みを持つ方の多くが
この低反発マット使用者であったことには
こういった事情があったわけですね。
次回はこれらに対する対策法を考えてみましょう。
#整体 #マッサージ #リラクゼーション #手もみ #オールハンド #快眠 #睡眠 #理学療法士 #肩こり #ストレートネック #腰痛 #骨盤矯正 #猫背 #巻き肩 #大牟田 #みやま #荒尾 #南関 #柳川

Comments