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3/4(火)低反発マットについて

sakuraseitai-omuta

更新日:3月7日

おはようございます。


前回は、ハンモック、ビーズクッション、低反発マットはお勧めしない、その理由はカラダが固定され、寝返りがしづらいから、という内容でした。


そんな中、低反発マットに関してお勧めできない理由がもう一つあります。

それは「圧受容器」にあります。


カラダには「どこにどんな圧がどれくらいかかっているか」を識別するセンサーがあり、それを圧受容器と言います。


立っているときをイメージしてみて下さい。

足の裏にある圧受容器が、「今、重心が後ろへ移動している」

と検知すると、自動でカラダを前に傾け、

後ろに転倒しないように身体のバランスを調整します。


この様に、圧受容器は姿勢の保持に重要なセンサーであり

足の裏だけでなく、全身にあります。


ここで大事なことは「自動で」姿勢調整してしまうことです。

つまり私たちが意識的に姿勢を調整しているのではなく、

無意識に身体が反応している状態にあることです。


仰向けで寝ているとしましょう。

ここでも圧受容器は反応します。

後頭部、肩甲骨、仙骨(骨盤の背面)、踵が

床面に接しており、仰向けの姿勢を保持します。


ですが、このとき床面が低反発であるとどうなるでしょうか?

先程の部位が圧を感じにくくなり、

姿勢保持に違和感を感じ、より確実に圧を感じるようにするため

前述の部位を強く床面に押し付けようとします。


特に、肩甲骨と仙骨部を強く床面に押し付けることで

反り腰が強くなり、睡眠という長時間持続されるため

腰痛が悪化するというわけです。


腰痛をお持ちで寝具の悩みを持つ方の多くが

この低反発マット使用者であったことには

こういった事情があったわけですね。


次回はこれらに対する対策法を考えてみましょう。




 
 
 

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